今回は、投資初心者にぴったりの 「インデックス投資」 について、詳しく解説していきます。
投資というと「リスクが高そう」「難しそう」「お金持ちじゃないとできない」と思われがちですが、実はそんなことはありません。むしろ、投資初心者こそインデックス投資が最適なんです!

インデックス投資は、長期的に資産を増やしていくのに適したシンプルな投資方法です。しかも、一度始めてしまえば基本的には 「ほったらかしOK」!忙しい人でも気軽に続けられるのが魅力です。
では、具体的にインデックス投資とは何なのか?なぜ初心者におすすめなのか?どうやって始めればいいのか?を詳しく見ていきましょう!
インデックス投資とは?
インデックス投資 とは、株式市場の指数(インデックス)に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を購入する投資手法です。市場全体の成長を取り込むことで、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指します。
インデックス(指数)って何?
インデックスとは、複数の企業の株価を元に算出された「市場の平均値」のようなものです。代表的なものには以下のような指数があります。

インデックス投資では、これらの指数に連動する投資信託やETFを買うことで、 「市場全体に分散投資する」 ことができます。
インデックス投資のメリット
1. 分散投資ができる
個別株を買う場合、1つの企業の業績が悪化すると株価が大きく下がり、損失を被るリスクがあります。しかし、インデックス投資なら 多数の企業に分散投資できる ため、リスクが分散されます。
例えば、S&P500に投資すればアメリカの大企業500社に分散投資することになります。仮に1社や2社が業績不振になっても、残りの企業が成長すればトータルで資産が増えていく可能性が高いのです。
2. 長期的に成長しやすい
インデックス投資の最大の魅力は 長期的な成長が期待できる ことです。歴史を振り返ると、株式市場は短期的には上下に変動しますが、 長期的には右肩上がり になってきました。
例えば、S&P500は過去数十年間で平均年利6〜8%程度の成長を続けています。もちろん将来も確実に成長するとは言えませんが、 市場全体が成長する限り、資産も増えていく可能性が高い のです。
3. 低コストで運用できる
投資信託には、運用をプロが行う 「アクティブファンド」 と、市場の指数に連動する 「インデックスファンド」 があります。アクティブファンドは手数料(信託報酬)が高く、運用成績が必ずしも市場平均を上回るとは限りません。
一方、インデックスファンドは 低コストで運用できる ため、長期投資に向いています。手数料が安いほど、運用益が手元に残りやすくなります。
4. 初心者でも簡単に運用できる
個別株投資では、企業の業績や市場動向を分析する必要がありますが、インデックス投資なら 市場全体の成長を信じて投資するだけ です。リバランス(資産配分の調整)も不要な場合が多く、基本的には 「買ったら放置」 でOK!
インデックス投資の始め方
1. 証券口座を開設する
まずは、投資信託やETFを購入するための 証券口座 を開設しましょう。おすすめの証券会社は以下の通りです。
- 楽天証券(ポイント還元が魅力)
- SBI証券(手数料が安く、商品ラインナップが豊富)
- マネックス証券(米国株投資にも強い)
2. インデックスファンドを選ぶ
初心者におすすめのインデックスファンドは以下のようなものがあります。
米国株(S&P500系)
全世界株(オール・カントリー)
日本株
3. 毎月コツコツ積み立てる
インデックス投資は 長期運用が基本 なので、一括投資よりも 「つみたて投資」 が推奨されます。

特に「つみたてNISA」を活用すれば、利益にかかる税金がゼロになるため、より効率的に資産を増やせますよ。
4. 長期目線で運用する
短期的には相場が変動することがありますが、焦らず 長期的な視点 で運用しましょう。株価が下がったときに売ってしまうのではなく、 むしろ買い増すチャンス と考えるのがポイントです。
まとめ:インデックス投資は「長期・分散・ほったらかし」
インデックス投資は、 「初心者でも簡単にできる」「低コストで運用できる」「長期的に資産が増えやすい」 というメリットがあり、資産形成を始めるのに最適な方法です。
特に 「つみたてNISA」 を活用すれば、税金の優遇を受けながら効率的に運用できます。投資を始めるなら、まずはインデックス投資からスタートしてみてはいかがでしょうか?